医療専門用語一つ、「人員配置基準・7対1看護」。
看護師の必要人数は、病院や病棟、施設ごとに定められています。
「患者〇人に対し看護師1名」この記載を見ることで、事業所内での人員体制に余裕があるものなのかどうか判断できるポイントの一つにもなります。
「人員配置基準・7対1看護」とは
人員配置標準とは、適切な医療を提供するため、一定水準以上の人員を確保する目的として、厚生労働省によって定められた基準となります。
人員配置標準における考え方は、最低基準ではなく、標準です。
人員配置標準を満たさない場合でも、傷病程度や職員の連携により、医療水準を確保することが可能な場合もあるとされているためです。
7対1制度とは、 患者7人に対して1人の看護師を配置しなければならないという配置基準になります。
10対1の配置よりも1人の看護師あたりの業務量が軽減され、患者さんとしても質の高い医療が受けられるメリットがあるといわれています。
まとめ
- 「人員配置基準・7対1看護」について解説しました。
- 就職先について調べる際、「何人の患者を担当するのか」は、働き方や生活に関わる大切な条件かと思います。自分にとって働きやすい職場を見つけるために、配置基準も求人を見るポイントではないでうか。