障害者施設・児童福祉施設の漠然としたイメージはあっても、どのような特徴や種類があるのか分からない人も多いでしょう。
どんな施設なのか?をくわしく解説します。
障害者施設とは
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)により「障害者につき、施設入所支援を行うとともに、施設入所支援以外の施設障害福祉サービスを行う施設」と規定されている施設です。家族、病院、福祉施設等様々な機関が連携しながら支援をします。
障害のある人に対し、昼間は「生活介護」などの日中活動系サービスを行い、夜間から早朝にかけては「入浴、排せつ、食事等の介護、生活等に関する相談・助言」などの「施設入所支援」を提供する社会福祉施設のことです。
児童福祉施設とは
児童福祉施設とは、端的に説明すると子どものための保育、保護、養護を行う施設のことです。
発達に心配があり療育の必要な子どもや障害のある子どもに、特性にあった日常生活や集団生活の訓練や指導をします。
助産施設、乳児院、母子生活支援施設、保育所、幼保連携型認定こども園、児童厚生施設、児童養護施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設及び児童家庭支援センターです。
まとめ
- 障害者施設は介護や相談援助、日常生活上の支援など、障害への理解を深め提供することが必要です。児童福祉施設は、種類や数が多いため、それぞれの施設の違いを理解する必要があります。
どちらも人の気持ちや表情の変化に敏感で、気持ちの波を理解することが得意な人に向いている施設と言えるでしょう。
幅広いスキルや知識を身に付け、コミュニケーションスキルを学びたい方におすすめです。