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【2022年最新】特別養護老人ホームについて徹底解説!

「トクヨウ」と呼ばれる介護が必要な高齢者が入居し、生活する施設。働いている方の職種は?施設の種類は?働くメリットは?特別養護老人ホームについてまとめてみました。

特別養護老人ホームとは

寝たきりや重度の認知症など、ひとり暮らしが難しく介護が必要な高齢者が、入居して生活する施設です。「トクヨウ」と略され、すべてが公的な施設であるため、要介護者が暮らす数ある施設のなかでは比較的安価での入所が可能です。
それだけに入所希望者も多く、地域によっては入所までに時間を要することも珍しくありません。待機期間は地域によってさまざまですが2015年から入所条件が厳しくなったこともあり、入所待機者数は減少してきました。

施設は、4人部屋を中心とした従来型と個室中心のユニット型があります。前者は施設全体で介護を行い、後者は10人ほどを1つのユニットとして介護を行うのが特徴です。個人のプライバシーの尊重を求める時代にあって、施設自体も個別ケアに重点を置きつつあります。

こんな人たちが働いています

職種

・介護職
・ケアマネージャー
・看護師
・栄養士

関係する資格

・介護福祉士
・介護職員初任者研修
・介護職員実務者研修
・認知症ケア専門士
・社会福祉士
・社会福祉主事任用資格
・看護師など

 

提供してるサービス一覧

要介護3~5の要介護者に対し、施設サービス計画に基づいて、入浴、排せつ、食事などの介護や日常生活の世話や機能訓練、健康管理、療養上の世話をします。

・食事の介助
・入浴の介助
・排せつの介助
・着替えの介助
・見守り、生活相談
・機能訓練(リハビリ)
・医療処置(胃ろう、経管栄養、たんの吸引、点滴など)
・服薬の管理
・掃除、洗濯
・買い物の代行
・レクリエーション
・看取り介護
・医療機関との連携
・在宅復帰支援

働くメリット

特別養護老人ホームは、要介護度が高い方が入居する施設。認知症の方など、一人ひとりの利用者の疾病や状況に合わせて介助方法が異なるため、一人ひとり対応していくうちに介護技術がしっかり身に付いていきます。自立している人もいる老人ホームに比べ、身体介助などのプロの介護技術が活躍します。
また、入所施設なので、利用者の24時間のさまざまなシーンに関わることができるため多くの介護経験を積むことができ、研修を頻繁に行う施設も多くあるので、専門的な知識と実践的な技術を身に付けることができます。

 

まとめ

  • 特別養護老人ホームには、介護度が重く寝たきりの人や認知症の人、麻痺のある人などさまざまな利用者がいるため、他の事業所では得られない経験ができます。
    特別養護老人ホームで働いた経験のある方は、「介護のプロ」という認識を持たれ、どこの現場でも重宝されるでしょう。そこで培った幅広い経験と知識を生かし将来的にケアマネージャーを目指す方にもおすすめの施設です。
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