こんにちは!浜松静岡介護求人センターのキャリアコンサルタントの大石です。
2018年8月27日に在宅系のデイサービス、ショートステイ、訪問介護から、入居系のグループホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅まで、幅広いサービスを全国33都道府県で286拠点を展開している(株)ユニマット・リタイアメント・コミュニティの金谷ケアパークそよ風さんにお伺いしてきました。
働く上での気になる疑問や、施設長の思いなど普段聞くことができない貴重なお話を色々聞くことができましたので、今後のあなたの転職活動にお役だて下さい!!
Contents
外観
建物は3階建ての介護付き有料老人ホームで、2014年10月の4年前に開設した施設です。
全室個室で定員70名。見学をさせて頂いた2018年8月27日現在で、1F14名、2F14名、3F15名の43名の入居者の方がここで生活をしているそうです。
施設内
【エントランス】タイル貼りの壁に、おしゃれな間接照明が高級感を演出していてグッドですね!
【食堂】各階に設けており、お食事のほかにレクリエーションなどの多目的ルームとして使用
【居室】モデルルームですが、ベットやテレビや冷蔵庫を置いても十分広いスペースがあります。
写真には写っていないですが、手前には大きな鏡が付いた洗面台もあります。
野田施設長にインタビュー その1:求人募集の背景と求める人物像
大石:今日は貴重な時間をつくってくれてありがとうございました!
野田施設長:いえいえとんでもないです!あっ夜勤明けで化粧をあまりしていないので遠〜めで写真はお願いしますね(笑)
大石:はい、キレイに写るように頑張ります!(気合が入る大石)今日は色々と質問したいと思っています。よろしくお願いします!
野田施設長:こちらこそ、よろしくお願いします!
大石:金谷ケアパークさんの求人は介護職、相談員、看護師、管理者候補など様々な職種の求人を出していますが、募集の背景を教えて下さい!
野田施設長:今、ここの施設には43名の入居者の方がいらっしゃいます。これだけ他職種の求人を出していると人が足りないと思われがちですが、そうではなくて、定員70名の施設なので満床に向けて稼働を上げる為に求人を出しています。
今の入居者さんの人数に対しては十分に人員基準は満たしています。
大石:そうだったんですね。施設長は今、施設長兼管理者兼相談員と兼務している業務が多いですが、施設長の負担を減らす為に相談員や管理者候補の求人は出しているってことですかね?
野田施設長:そうですね(苦笑)ちょっと業務量が多くなってしまっているので、相談員と管理者候補を一人づつ置いて業務をしっかりと振り分けできる体制を整えたいと思っています。
大石:施設長が求める人物像やココは外せないっていうポイントはありますか?
野田施設長:正直な人ですね(即答)資格とか経験は特に私は求めてないんですね。実は私はもともと保育士だったんですよ。
大石:えっ(驚)今まで介護は全くの未経験だったんですか?
野田施設長:専門は福祉系の学校を卒業しましたが、ずっと保育士で働いていました。そよ風にきたのも、もともと介護がしたかった訳ではなくて事務職として入ったんですが(笑)社会福祉主事を持っていたので、相談員をやってみないかって言われて…。ただ相談員をやるにも現場を経験しないと出来ないと思ってそこで初めて介護という仕事を経験しましたね。なので、資格や経験は私は全く気にしません。それよりも、対「ひと」の仕事なので「正直」であることが一番重要だと考えています。
大石:なるほど!ありがとうございます。
野田施設長にインタビュー その2:金谷ケアパークの魅力と足りないところとは?
大石:続いての質問をさせてください。「金谷ケアパーク」で働く魅力はどんなとこですか?
野田施設長:うちは要支援〜要介護5までの方を受け入れているので、介護度が様々な方のお世話に携わることが出来るのが魅力ですね。軽い方から重たい方までトータルでケアしているので、自ずと介護技術は学べると思います。
大石:介護の経験が浅い方であれば尚更、良いかもしれませんね!
野田施設長:ですね。経験が無くて下手に特養さんなど、介護度が重い方が多い施設に就職したら「介護ってこんな大変なの?」って思って直ぐに辞めてしまう方も多いですからね。
大石:逆に「ココは」まだまだ足りないなって思うところはありますか?
野田施設長:施設が出来て今年で4年目になるんですが、組織としてはまだまだ成長過程の段階だと思っています。会社が大きいので基本的な会社としてのルールはありますが、施設の運営の方法や施設の「色」は、各施設ごとが決めるので、「金谷ケアパークそよ風」としての「色」をしっかりと出して、新しいことにどんどん取り組んでいくことが今後の課題だと思っています。
野田施設長にインタビュー その3:働いている職員さんの年齢層、職場の雰囲気、定着率は?
大石:働いている職員さんの年齢層を教えて下さい。
野田施設長:うちは幅広いですよ。一番若い人は22歳の女性で、一番年齢が高い方は68歳で、比較的多いのが30歳〜40歳の方ですね。
大石:皆さん和気あいあいな雰囲気ですか?
野田施設長:そうですね。年齢・性別・職種問わずみんな仲がいいと思いますよ。
大石:いろいろな求職者の方とお話をすると、看護師さんの意見が強くて介護職さんがやりにくい施設も多いって聞くんですがその辺は金谷ケアパークさんはどうですか?
野田施設長:確かにそれはよく聞きますね(笑)うちは看護師が強くないって言えば嘘ですが、介護職の方が絶対的に看護師を信頼しているので何かあればすぐに看護師に聞いて、適切な対応をとっています。あっ!ここも自慢なんですが、うちの看護師は救急医療の現場で働いていたので、事故対応とかもスムーズに対応しますし、知識も半端ないスーパー看護師なんですよ(自信たっぷり)
大石:その人が辞めちゃうとマズイですね?(笑)
野田施設長:あっはっはっは(笑)それは無い無い無い!絶対に無いです!
大石:変な質問してすいません(苦笑)次に職員の定着率はどうですか?
野田施設長:比較的安定していると思います。辞める人もいますが、会社の方針や人間関係が嫌で辞めるっていう人は私が施設長になってからは一人もいないです。
大石:ではどんな理由で辞められるんですか?
野田施設長:怪我(骨折)や病気をしてどうしても辞めざるをえなかったり、旦那さんが海外転勤になったり、妊活をしたりなどほとんどがプライベートの理由です。まぁこればっかりはどうしようもないですが、会社が嫌で嫌で辞めたいって人はいないので、これからも職員同士が仲良く働きやすい施設づくりをしていきたいと思っています。
大石:今日は貴重な時間を使ってお忙しい中、インタビューに答えて頂きありがとうございました。
まとめ
- 野田施設長はとても話しやすく、一つ一つの質問に対して丁寧に答えてくれました。
何よりもイキイキと話してくれたのがとても印象的でした。
開設して4年目。まだまだ至らない部分は多いとおっしゃっていましたが、より良い施設にする為に、精一杯努力しているのを間近で見ることができました。
有料老人ホームで転職を考えているであれば、資格がある方も、未経験の方も金谷ケアパークさんを一つの候補として選択してもいいのではないでしょうか。