介護支援専門員の上級資格で、ケアマネージャーのエキスパートです。
ケアプラン作成だけでなく他のケアマネージャーの教育などがメインとなるお仕事です。
仕事内容は?やりがいは?メリットはあるの?など気になることをまとめてみました。
主任介護支援専門員とは?
主任介護支援専門員は、ケアマネージャーの資格を持った方が、一定期間の実務経験を積み、各都道府県で行っている研修を受けることで与えられる資格になります。
主任ケアマネとして他の介護支援専門員への、指導やアドバイス・相談にものる、チームのまとめ役になる専門職です。
十分な知識に技術、経験が必須となり、取得がかなり難しい資格の一つです。
主任介護支援専門員の仕事内容とは?
主任ケアマネージャーはケアマネージャーの上位資格として、他のケアマネージャーを指導・育成することが仕事のメインになります。
新人ケアマネージャーの育成、ケアプラン作成の支援など、利用者さんに適したケアを提供できる力を他のケアマネージャーが身につけるためのサポートが主な仕事です。
職場によっては、担当の利用者さんを持たず、他のケアマネージャーの指導・育成に専念する場合もあります。
そのため、現場にはいるがケアプランの作成には直接携わらないことも。
一般の業務だけでなく他のケアマネージャーのマネジメント業務が加わるため、主任ケアマネージャーの資格を取得することによって仕事の幅が大きく広がります。
主任介護支援専門員のメリットは?
上記でも記載がありますが、ケアマネージャーとして一定期間の実務経験があれば、研修を受けることにより取得できる資格です。
主任ケアマネでなければ勤務ができない、居宅介護支援事業所・地域包括支援センターで主任として勤務が可能になります。
また、主任ケアマネージャーがいないと運営ができない事業所もあることから、転職には強い資格のひとつと言えるでしょう。
2021年からは、居宅介護支援事業所の管理者は主任介護支援専門員に限定されることになっています。
主任介護支援専門員のやりがいと魅力は?
資格を取得した方の中には、独立してケアマネジャー支援を専門に行っていたり、講演活動などで地域包括ケアを進めたり、事業所だけにとらわれず活動する方も増えています。
高度な知識や技術を持つことで、自由な働き方も可能となっています。
高齢化社会となった日本では、活躍できる場が広がることが予想できます。
専門性の高さから、職場によっては給料や待遇にも差がつくことがあるかもしれません。また、代表的な就業先の地域包括支援センターは公的機関です。職場としての安定性も魅力的です。
まとめ
- 介護支援専門員として実務経験を積み研修を受け、取得することが可能な主任介護支援専門員。
地域のため、後世の育成のため、また超高齢化社会になりつつある日本において、活躍が期待されている職種の一つです。
豊富な知識とスキル、そして経験が必須となる専門職。誇りとやりがのある仕事にチャレンジしてみては??
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