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【2024年最新】介護医療院について徹底解説!

2018年に新しく法制化された介護医療院。まだ新しいこの施設の、働いている職種は?どんな施設?働くメリットなどをまとめてみました。

介護医療院とは

2018年に法制化された介護医療院は、医療機能と介護機能を合わせ持ち、さらには生活施設を兼ね備えた施設です。
介護保険を財源とする介護療養病床と、医療保険を財源とする医療療養病床がある介護療養型医療施設では、医療を必要としなくなった入所者が、対処せずに長期にわたって入所し続けているケースが増加し、社会保障費が圧迫されていました。そこで、介護療養型医療施設は2024年3月で廃止となり、その受け皿として創設されることになったのです。

介護医療院は日常的な医療ケアや喀痰吸引・経管栄養などに加えて、「看取り」も行い、療養施設に加えて生活施設としての機能も合わせ持っています。入所者は長期の療養が可能となります。

こんな人たちが働いています

職種

・医師
・看護師
・機能訓練指導員
・栄養士
・介護職

関係する資格

・看護師
・介護職員初任者研修
・介護職員実務者研修
・介護福祉士
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・栄養士
・管理栄養士 など

提供してるサービス一覧

長期にわたって療養が必要とされる入所者に対して、生活の場を提供するとともに、日常生活上の療養管理、看護・介護、歩行訓練や日常動作などのリハビリテーション、在宅復帰支援、ターミナルケアなどのサービスを提供します。医療ケアの提供で長期の療養を支えています。

・食事の介助
・入浴の介助
・排せつの介助
・着替えの介助
・見守り、生活相談
・機能訓練(リハビリ)
・医療処置(胃ろう、経管栄養、たんの吸引、点滴など)
・服薬の管理
・掃除、洗濯
・買い物の代行
・レクリエーション
・看取り介護
・医療機関との連携
・在宅復帰支援

働くメリット

介護医療院で働くメリットは「さまざまな経験・知識を得られる」点が挙げられます。

介護医療院では介護職はもちろん、医師・看護師の医療職をはじめ、リハビリ職や栄養士など多職種と共に働くので、医療ケアを学べたりリハビリの知識を得ることができます。また、他の介護施設と比べて多職種連携がより大切なのでコミュニケーション能力やサポート力が身につくでしょう。
入居者の多くは、医療依存度の高い要介護4~5の高齢者。身体介護を行う場面も、医療ケアを間近に見る機会も多くなります。医師や看護師がいるため、入居者の急変時も安心して対応することができます。時には利用者さんの看取り介護に携わり、なかなか経験できないこともできるためスキルアップに繋がります。

介護医療院でさまざまな経験を積み、さまざまな知識を得ることで、医療にも介護にも精通した人材として成長することが可能なのです。

 

まとめ

  • 介護医療院は高齢者施設のなかでも医療の存在が大きい、長期療養・生活施設です。
    介護職でスキルアップを目指したい、他の専門知識を増やしていきたいという方は介護医療院で働くことを考えてみてはいかがでしょうか。介護と医療を両立させたサービスの需要が高まっている今、どちらの知識も兼ね備えている介護職員は今後さらに貴重な存在として重宝されるでしょう。
    また、介護職として働きつつも医療の知識を身につけたい人や、介護職として働きながら看護学校への進学を目指したい人には特におすすめの施設です。
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