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【2022年最新】訪問看護について徹底解説!

訪問看護は訪問看護ステーションや病院・診療所の看護師が療養上の世話や診療の補助などを要介護者に行うサービスです。
訪問看護で働いている職種は?仕事の内容は?働くメリットなどをまとめてみました。

訪問看護とは

看護師がお宅に訪問して、その方の病気や障がいに応じた看護を行うことです。
介護・福祉・保健の他職種と連携し、情報を共有することで、より個別的な生活ができますようお手伝いしています。
主治医の指示を受け、病院と同じような医療処置も行います。
自宅で最期を迎えたいという希望に沿った看護も行います。
・医療保険または介護保険において、医師の訪問看護指示書により訪問看護が利用できます。

医療保険対象の方

基本的に週3回まで、訪問1回あたり30分から90分を目安に患者さんとの時間をしっかり確保できます。
また、特別に重い病気・症状の方で、厚生労働大臣が定める疾病等の患者さんは医師が特別指示書を交付することがあり、その場合、その特別指示書の有効期間である14日の間は毎日でも訪問することが可能となります。

介護保険対象の方

利用回数の制限はありませんが、20分から60分の枠の中でケアマネージャーが作成するケアプランに基づき訪問回数が決まります。
ただし、介護保険法により、機能訓練指導員が訪問する場合は週120分までの制限があります。

こんな人たちが働いています

保健・医療の十分な看護等の知識・技術を持つ看護職(看護師・准看護師・保健師・助産師:健康保険法の指定を受けた訪問看護ステーションの場合は助産師が含まれる)が訪問看護を行います。
また、リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が訪問看護の範疇で、必要に応じて訪問する場合もあります。
訪問看護の従事者は、必要な最新の知識・技術についての教育やトレーニングを受け、常にその能力を向上させています。そして、誰もが利用者様やご家族の思いに寄り添い、プロ意識と“熱意”で、住み慣れた居宅での療養生活を最期まで支援します。

主な仕事内容は?

利用者の日々の健康管理からターミナルケアまで幅広いです。利用者本人と家族の希望と状況に応じて、医療的視点と利用者・家族に寄り添った視点、どちらも持ち合わせた対応が求められます。
病院と異なる点は、主に利用者が家族が自分たちで処置や介護を行えるように教育的にかかわる点です。

●健康状態の観察・助言
バイタルチェックや問診で健康状態に変化がないかチェックし、必要なアドバイスをします

●家族の支援・相談
在宅介護で困っていることなどを聞き、アドバイスや必要な支援を提供します

●日常生活の看護
食事や栄養管理、口腔ケア、排泄ケア、体位交換などをサポートします

●褥瘡(じょくそう)の予防・処置
褥瘡予防のケアと指導、評価などをおこないます

●認知症と精神疾患のケア
服薬管理や家族への対応方法をアドバイスします

●医療処置
主治医の指示のもと、点滴やカテーテル管理、インスリン注射などをおこないます

●医療機器の管理・指導
人工呼吸器などの管理と家族への使用方法の指導などをおこないます

●リハビリ
身体機能や嚥下機能の回復のためのリハビリをおこないます

●ターミナルケア
在宅での看取り、利用者・家族の心のケアをおこないます

働くメリット

●メリット
・利用者と時間をかけて1対1で向き合うことができる
・病院の大勢いる看護師のうちの一人ではなく、利用者の生活に時間をかけじっくり関わることで、その人の人柄や人生にも触れることができます。
・介護予防〜高度医療まで幅広い知識が身につく
・小児から高齢者、介護予防から高度医療まで関わるため幅広い知識や対応力が身につきます。
・ 夜勤がなく労働日数・時間の調整がしやすい
・夜勤がない代わりにオンコールがありますが、交代制で頻度も少ないので夜勤よりも負担が少ないことが多いようです。
また、午前/午後だけの訪問や週3日勤務などの調整がしやすいところも人気の理由です。

 

まとめ

  • 在宅療養しながら最期まで家で生活したいという願いは、誰しもがもっているのではないでしょうか。
    訪問看護はそれを叶える方法のひとつです。
    利用者やその家族にとって、決まった時間に我が家を訪れて診療を行い、ともに療養方針を立て、より良い環境のためにケアする看護師はやはり利用者の方にも大きな存在となります。
    看護師の仕事は、どんな職種・場所でもコミュニケーション能力が必要ですが、訪問看護師は特に求められます。
    また、持病がある人、痴呆症の症状が現れた人、大きな事故からの復帰を目指す人、人生の最期を自宅で迎えたい人…。
    住み慣れた家で療養生活を送る利用者は、実にさまざまです。多くの経験を積んだ看護師であっても、完璧にこなすことは難しいかもしれません。
    それでも、相手に合わせ、文献を読み、 症例を調べ、より良い環境づくり、深い関係を作れるこは、今後の看護師の仕事や生きていく上で大きな財産になります。
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