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【2022年最新】介護職員実務者研修について徹底解説!

初任者研修を取得し、現場で活躍する中でスキルアップを目指される方も多いでしょう。
そこで、初任者研修と何が違う?取得のメリットは?取得の期間は?
ステップアップにおける気になることをまとめてみました。

介護職員実務者研修とは?

初任者研修が介護の基礎を養う研修だとすると、実務者研修はそこから一歩踏み込んだ、多様な利用者に対する基本的な介護提供能力の習得を目標としている研修です。
研修では、痰(たん)の吸引や経管栄養(けいかんえいよう)などの医療ケアについても学ぶことで既定の条件のもとで医療的ケアが可能となります。
また、実務者研修を修了すると、訪問介護事業所で「サービス提供責任者」として働くこともできます。

初任者研修と何が違うの?

初任者研修は介護の基礎知識を身に着けるものであり、介護資格の入門。
また、研修後には修了試験があり合格することで晴れて初任者研修修了となります。
ですが介護福祉士になるための国家試験の受験資格とはなりません。
実務者研修は初任者研修の上位資格となり、介護福祉士の受験資格が得られます。
初任者研修を修了されていれば、実務者研修取得に必要となる時間や費用が少なくなります。
基礎知識をベースに医療ケアの知識を学び利用者に施すことが可能になります。

介護職員実実務者研修を取得するメリットは?

実務者研修を修了すると、実務的な知識があると判断され周囲からの信頼が得ることができます。
また研修終了後に実地研修を受けることで、たん吸引などの一部医療行為も可能となり、仕事の幅も広がります。
そして介護福祉士も目指すためには必要な研修であり、研修を受けていることでスムーズに国家試験を受けることができるのです。

どんなことが学べるの?取得にかかる期間はどのくらい?

実務者研修カリキュラムは、通常20科目、受講時間約450時間程度になります。
しかし、すでに初任者研修や介護職員基礎研修を習得されていれば最大で400時間の受講を免除されることがあります。
カリキュラムには大きく4つに分かれ、研修時間も決まりがあります。

人間と社会

人間の尊厳と自立:5時間
社会の理解1:5時間
社会の理解2:30時間

介護

介護の基本1:10時間
介護の基本2:20時間
コミュニケーション技術:20時間
生活支援技術1:20時間
生活支援技術2:30時間
介護過程1:20時間
介護過程2:25時間
介護過程3:45時間

介護

発達と老化の理解1:10時間
発達と老化の理解2:20時間
認知症の理解1:10時間
認知症の理解2:20時間
障害の理解1:10時間
障害の理解2:20時間
こころとからだのしくみ1:20時間
こころとからだのしくみ2 :60時間

医療的ケア

医療的ケア:50時間
※医療的ケアには50時間とは別に演習を修了する必要があり。

実務者研修と初任者研修どちらを取得したほうが得?

どちらの研修にも重複しているカリキュラムがあります。
初任者研修から取得される方、実務者研修から取得される方、双方でメリットがあります。
ご自分に合う方法での取得を目指しましょう。

初任者研修から取得

【段階を踏み、じっくりと介護の世界について理解を深めたい人】
介護知識の基礎を学ぶ初任者研修。知識が全くない方が介護を学ぶには最適です。

【費用をあまりかけず、早く資格を取りたい人】
実務者研修よりも受講料金が比較的抑えられています。また各校のキャンペーンなどを利用することで費用を抑え最短での取得も可能です。

実務者研修から取得

【早く介護福祉士になりたい人】
できるだけ早くキャリア形成をされたい方は実務者研修から取得も可能です。

【サービス提供責任者として働きたい人】
介護職員の業務のほか、訪問介護サービス計画の作成・ヘルパーへの指示、事務作業、利用者の家族との面談など多岐にわたります。

【比較的時間や費用面で余裕のある方】
初任者研修の上位資格であることから、仕事の幅も広がりますが、取得までに時間や費用が掛かります。

 

まとめ

  • 初任者研修の上位資格であり、サービス提供責任者として働くことができ、介護福祉士を目指す方には必須の研修になります。
    医療的ケアもできるようになるので責任ある分、やりがいへとつながる実務者研修。
    研修を受けることで取得できるものなので合格率はほぼ100%です!
    実務者研修資格があれば、就転職に有利となりますので、スキルアップを目指されている方は検討してみてはいかがでしょうか。
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