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介護に活用すべき福祉用具・ICTとは?種類と目的(機能)を解説

介護現場において、福祉用具やICT(情報通信技術)の活用は、介護者の負担軽減や利用者の生活の質の向上につながります。以下に、介護に活用すべき福祉用具・ICTの種類と目的を解説します。

【福祉用具】

介護保険における福祉用具とは、介護を必要とする人の日常生活をサポートする用具や機能訓練に使う用具のことです。

シャワーチェア

目的:入浴時に座って行うことができるため、転倒のリスクを軽減します。

種類:固定式、折りたたみ式、回転式など。

歩行器

目的:歩行時に利用者の身体を支え、転倒を防止する。

種類:固定式、折りたたみ式、車輪がついているものなど。

ベッドレール

目的:ベッドから転落することを防止し、安全な睡眠をサポートします。

車いす

目的:自力で歩くことができない人に対して、利用者が外出時などに移動をサポートするために使用されます。

種類:マニュアル車いす、電動車いす、軽量車いすなど。

電動リフト

目的:利用者を移動・転送する際の負担を軽減する。
種類:天井吊り式、車輪式、スタンディングタイプなど。

 

【ICT】

ICTは介護業界でも推進されています。
タブレットを活用した情報共有システムや勤怠管理、見守りシステムなどで活用されています。

介護の現場でICT化を進めることで、介護職員の業務改善や利用者が快適な生活を送ることが期待されています。

緊急時対応システム

目的:寝たきりや認知症の高齢者が、緊急時に迅速な対応を受けることができるように、介護者や施設側に通知するシステムです。

機能:緊急通報・リモートモニタリング・防犯機能。リモート操作など。

遠隔医療システム

目的:遠隔診療システムを活用することで、高齢者や身体障害者が病院に行かなくても医療サービスを受けることができます。また、介護者が医師と直接コミュニケーションをとることもできます。

機能:オンライン診療・テレビジット機能・データ共有・予防医療機能など。

車いす自動走行システム

目的:車いすの利用者が自分で移動できない場合、車いす自動走行システムを活用することができます。介助者が遠隔操作で車いすを移動させることができるため、利用者が自由に移動することができます。

機能:自動運転・障害物検知・ナビゲーション・リモート操作など。

スマートホーム

目的:高齢者が自宅で生活する上で必要な機能を備え、安全かつ快適な生活をサポートします。
機能:照明・ヒーター・セキュリティ・架電など。

ケアマネジメントシステム

目的:利用者情報の共有や、スケジュールの管理など、介護サービスを効率的に提供する。
機能:利用者情報の入力・編集、スケジュール管理、報告書の作成など。

電子カルテ

目的:利用者の診療記録を電子化し、情報共有や効率的な医療サービスを提供する。
機能:診療記録の作成・閲覧、検査結果の確認など。

モバイルケア支援システム

目的:介護者が利用者情報をいつでもどこでも入力・閲覧できるようにする。
機能:利用者情報の入力・閲覧、スケジュール管理、報告書の作成など。

まとめ

  • 以上が、介護に活用すべき福祉用具とICTの種類と目的について解説しました。
  • 介護の現場において、これらの福祉用具やICTを活用することで、より質の高い介護が提供できるようになります。
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