資格や免許、他にも参加してきた研修やセミナーなど、あなたをアピールできるものは積極的に記載していきましょう!しかし、履歴書にも資格・免許は書きますし、記載するのか記載しなくても良いものはあるのか、書き始めると悩むことも多いですよね。何を記載するのか、どう書いたら効果的なのか。そのポイントをご紹介します。
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資格・免許・業務スキル・・・他には何が書ける?
資格や免許と書きましたが、それだけにとらわれないでください。ここはあなたと志望企業の接点を明確にし、採用するとこんなメリットがあるんだというアピール項目です。ですから、資格や免許だけではなく業務スキルやセミナー、研修などを書いても良いのです。他にも協調性や自分の得意とする分野を書くのも良いですよ。
資格や免許だけにとらわれなければ、これまでの経験から得られたことは自信を持って書いていきましょう。
ただし、応募職種と密接に関連する項目から優先順位をつけて書いてくださいね。
長所を能力に変える書き方
資格や免許、〇〇研修などの名前がないと書きづらく感じるかもしれません。しかし、ここはあくまであなたの能力を書くところですので、例え性格だとしても具体的な裏付けとそれによって得られた能力を書けば、立派なアピールになります。書き方の例を参考にあなたのアピールポイントを書いてみてください。
≪例≫
・学生時代にサークル活動で身につけた協調性
・チームワークが必要な業務を通して身につけた周囲への気配り
・複雑で細かい業務でも優先順位をつけて正確に処理する能力
同職種で転職を希望する場合
営業から営業や事務から事務など、同職種への転職を希望する場合は、具体的に何ができるかを書くことが重要になってきます。特に数字で表すことができる場合は説得力が増すので、しっかり入れていきましょう。
≪例≫
・目標に対する執着力(販売目標10か月連続達成)
・展示会やイベント催事などでの企画運営
・パワーポイントによる思慮う作成、及びプレゼンテーションスキル
異業種へ転職を希望する場合
異業種の転職は、これまで経験したことを希望する職種に活かせる能力を書きましょう。何をしたから身についたのかという裏付けに続けて書くのが良いですね。日頃の自分の働きをしっかりと振り返って、ささいなことでも活かせそうな知識や能力、取り組みなどがないか考えてみましょう。
≪例≫
・お客様の状況から的確に課題を把握するヒアリング能力
・管理層との意見交換を通して鍛えた度胸とビジネスマナー
・大企業との打ち合わせを通して鍛えたドキュメントやプレゼンテーション資料作成のスキル
あなたと企業の接点、どう書いたら正解なのか
職務経歴書は書式がないので、この欄も「資格・免許」などとあえてくくらなくても大丈夫です。資格や受講した研修やセミナーも書けるなら「活かせる経験・能力」や「PCスキル」など、書く内容に合わせた項目を立てても良いですよね。逆に、職歴が浅いなどで具体的な経験がない場合は「資格・免許・研修」などとして箇条書きで書いてしまってもいいですよ。
ただ、何を書くにしても応募した職種と密接に関連する項目を上から順番に並べることが重要です。
また、即戦力になるかどうかを判断してもらうために、具体的なイメージがしやすい言い回しを使いましょう。志望企業のニーズを汲み取る表現にすることで、より印象に残りやすく効果的なアピールができます。
まとめ
- 職務経歴書は書式がなく、履歴書にも資格・免許の欄があるのでどう使うのが効果的なのか悩む方もいるでしょう。ここは、資格や免許だけにこだわらず、受けてきた研修やセミナー。仕事で身につけた能力やスキルなど「あなたのできること」という枠で考えましょう。項目も「資格・免許・スキル」など、アピールできる内容に合わせて変えてください。研修や裏付けのある能力はこのあとの自己PR欄への繋ぎにもなり、よりアピール力が強くなります。